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2022年読んだ本

December 31, 2022

今年は持っていた本棚がいっぱいになったので物理本から電子書籍に切り替えた年だった。 なんとなく物理のほうが良いかなと思っていたけど、持ち運びやすさとか読みたいときにすぐに出せる気軽さとかは電子書籍も良いなと言う感じだった。

基本的に普通の本はKindleで買って、オライリーのような技術書はPDFで買ってiPad miniのGood Notesで読みながら書き込みをしていた。

技術書

A/Bテスト実践ガイド

会社で当たり前にやっているABテストだけど、実は自分は全く理解せずにやっていたんだなと思わされた本。 これは最後の方はあまり理解できずに読んでしまったのでもうちょっと丁寧に読みたい。

推薦システム実践入門

先輩が書いていたのでなんとなく読んでみた。 自分は推薦システムの一部分を担っていたりするので、どんなもんだろうなと読んでみたけどとても良かった。 全体の考え方とかが把握できたので、データエンジニアでも読んでおくと良さそうな本。

ソフトウェアアーキテクチャの基礎

これは社内の輪読会で読んでいた本。まだ輪読会は終わってないので最後まで行ってないけど結構参考にはなる本。 ただ、指針はわかる一方で使えているかは微妙なところなので読み込みは甘いかなーと言う感じ。 各方面で絶賛されている感じあるので、僕が使えこなせていないんだろうなーとなんとなく思ってはいる。

一般書

カラマーゾフの兄弟

多分1月ずっと読んでた本。 確か11月ごろから読み始めたので3ヶ月くらいかかった。 たまに自分の中でやってくる名著読んでおこうキャンペーンの一貫で読んだけど、人生とか当時の人々の考え方とかを考えさせられる本だった。 面白いのは、この本は実は完結していないらしく、なんか有耶無耶なまま終わるのが新鮮だった。 いつも、結論が出ている本ばっかり読んでいたので、こういう終わり方もそれはそれで面白いなと思える内容だった。

THE CULTURE CODE 最強のチームを作る方法

良いチームを作るにはどうすればよいか?という本。 Audibleで聞いていたらとても良かったのでKindleでも買って読んだ。 言っている内容はまあよくありそうなんだけど、ストーリーとかが面白くて飽きずに読めた。

習得への情熱 チェスから武術へ

チェスで全米王者を取っている著者が何故か太極拳を学んで、世界選手権で2部門連覇するという本。 なぜ太極拳を始めたのかという話や、どうやって考えながら練習していったかという考えが読みやすくまとまっていてめちゃくちゃ良かった。 チェスを極めるときにこういうメソッドで練習すればいいんじゃないかという考えを太極拳で利用したり、逆に太極拳の考えをチェスに取り入れたりしていっていた。 その過程でより抽象的な習得をすることのエッセンスを抽出しているのがとても良かった。 多分今年読んだ中では一番おもしろかった。

まとめ

多分他にも20冊くらい読んだりしたけど、良かったのはこの辺。 あと、Audibleで読んだのとかを含めるともうちょっとありそう。 今年はiPad miniで読むようになったり、その過程で論文とかを普通に読むようになったりと読書周りでは変化の年だった。